« 美しき官女 | トップページ | 小虫の雪 »

痛み

寒かった

屋根には霜が光っていた

垂れ込める灰色の雲

同じだ と思った

いや でも 鳥たちがいるじゃないか と思い直した

それでも ずっと音楽を聴いていた

午後になり 少しずつ雲が晴れてくると

明るい陽射しに 気温も上がった

大丈夫だ と思った

その時がきて 防災無線が入った

反響のせいで 何を言っているかはわからない

わからなくてもわかる

僕は 目を閉じた





« 美しき官女 | トップページ | 小虫の雪 »

心のつぶ」カテゴリの記事

コメント

あれから どこかの何かが 変わったのでしょうか。。。
あの「時」は おんなじ あのまま停まっているように思います。
ただ 全国の食品会社が 火を使わなくても カレーや味噌汁の出来る発熱材食品を発明したそうです。
あの時 避難所で あたたかい汁を口にできたのは9日目だったそうです。

そうですね 変わったとしたら 被害に合わなかった人々が 
普通のことをありがたいと思うように。。。少しなったのかな。

病気も災害も出逢った人は 普通を幸せと思えますよね。
何度黙祷して 年月が経っても おんなじ痛みです。

bellアトリエトトロさん、ありがとうございますheart01
幸い自宅で過ごせたひとたちも
水はもちろんのこと、不確かな情報を頼りに
ガソリンや食料を求めて
長い長い行列を作りました。

津波で流されたわけでもなく
原発で住むところを追い出されたわけでもないひとたちは
大きな声で苦しさや大変さを言うことははばかられました。
それは現在も続いています。

震災後、盛んに使われた「絆」という言葉が
なにか押し付けられているようで、すっかり嫌になってしまいました。

いま、この詩をアップしたことを
少し後悔しています。。

ここに居るょ。

bell鳥たち。さん、ありがとうheart01
ありがとう。
安心したょ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591871/66487048

この記事へのトラックバック一覧です: 痛み:

« 美しき官女 | トップページ | 小虫の雪 »

Moonlight

2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

twitter